こんにちは、天恵の里 岐阜銘石本舗ブログの渡辺です。

60歳から石のお店を開き、現在、95歳で現役の先輩を紹介いたします。
今回で、すでに自分のお店や会社を持とう も いよいよ3回目になってきました。
すでに、お話をしたように自分の城、建物は、
なかなか思うように進まないのが、現実ですが、今回は自分でお店を開いた方を紹介いたします。

現在95歳になられる神〇様で現在は、観光地のお店で私と同じ、菊花石のお店を営んで見えます。
神〇さんの過去を尋ねてみると戦争で、海兵隊でフィリピンなどに行かれたそうです。
自分でアパレルの仕事を開始され、佐渡やその他の所へ商品を持って販売し生計をされていたそうです。
その後、故郷で飲食のお店を開店したとの事で、この商売も順調にいったとの事でした。
更にこの後、現在の御商売であられる、石(おもに菊花石)のお店の出会いがあり、そこに頻繁に通うようになり、それがご縁となり、自分でも菊花石を削り、磨きをされるようになった と 言うことでした。
現在、お店を営んでおられますが、その時の石が商品となっているとのことでした。
おおよそ60歳から始められ、現在までなんと35年間この御商売をされています。
写真の神〇さんは、とても95歳には思えないほど若々しいと私は感じています。



神〇さんは、戦後、アパレル→移動販売→飲食店の経営→現在の銘石のお店 と色々な御商売をされてきた、との事仕事も自分で考え創ってきた。(時代の流れも読んだ)
ちなみに余談ですが、神〇さんは、お話を聞く中で碁の達人でもあられるようで、戦争中入隊したての頃、上官兵とひょんなことから将棋や碁の話が出たそうです。何気なしに上官が碁の相手をせよ、と言われた時 得意の碁で相手をしたところ、上官にとても気に入られたそうです。(おそらく私が考えるに、上官にも上手に勝たせたのでは、ないかと推測します。)
それ以来、何かあると碁の相手をさせられたそうですが、戦争中な事もあり、同期兵は、殴られたり蹴られたりされていたが、何故か自分だけは優遇を受けていたそうです。
話しが大きく逸れましたが、要は、自分で考えた仕事は、幾つになっても出来る。と思っていらしゃるようです。

この話を聞く中で、どうも仕事づくりは自分探しでもあるように思えてきました。
これを参考に少しロジックを考えてみました。
面白い事探し → 仕事探し → 自分探し → 生きがい探し → 充実した毎日
このような構図が出来上がる
本当は、もっと複雑なロジックも考えられると思いますが、
ただこれは、ほんの一例に過ぎないのでもう少し考えてみると
面白い事探し → 趣味探し → 自分探し → 生きがい探し → 充実した毎日
面白い事探し → 自分の出来る事 → 自分探し → 生きがい探し → 充実した毎日
面白い事探し → 興味が沸いた事など → 自分探し → 生きがい探し → 充実した毎日
これから分かることは、自分が主体となっていなければ、当然面白い事には、つながらない と言うこと。
もっとも、ほかにも色々な意見もあると思います。
これは私の考えで、私はこう思う事をとお話しましたのでよろしくお願いいたします。
しかし、お店や会社を持つことは、自分探しになる事は確かで、面白い事探しになるように思います。
今までは、生活の為に自分を犠牲にすることが多かったり、組み立てられた社会の中では、自分というものを制限することが沢山ありました。
しかし、自分が主体となる事が重要で、それがなければ面白い事にはつながらない。
これが考えられるのも、黄金期60歳代からではないかとも思います。
最後に
何もできなかった自分がここにあるが、
石の中にも花が咲く、まして人の人生に花が咲かない訳がない。
60歳代の皆さんともに頑張りましょう。
これからですよ、面白いのは