こんにちは、天恵の里 岐阜銘石本舗ブログの渡辺です。
今回は、すでに亡くなっている私の好きだった、故 森繫久彌さんを偲んでみたいと思います。

知床の岬に ハマナスの咲くころ で、私たちの時代には、思いで深い歌詩だった。
作曲は、森繫久彌さんでご自身でも歌って見えましたが、加藤登紀子さんなども歌ってみえました。
昭和49年代頃だったと記憶しています。
余談ですが、このころの加藤登紀子さんは、とても綺麗でしたね。
森繫久彌さん本は、沢山読みました。
その中で、忘れられない句と言うか、エッセイと言うか がありました。

「人は、何も分からなく生まれ 何も分からなく育ち 何か分かったような顔をして死んでいく」
という句がありました。
実に的を得た言葉だと思います。
実際、今も自分が分からない と言う人は多いのではないか と思います。
学生時代、勉強が出来る事が(私は劣等生でしたが)優秀で、社会へ出たら上の地位まで上り詰めた者が勝者だと思われていました。
しかし、今となってみれば、なんだかすべてが空想であって、本当の自分は、もっと別の所ではなかったのか、
そんな気持ちにもなります。
結婚し、子どもに恵まれ、家も建てた 何も言うことのない毎日であったが、贅沢だが何故か虚しさを感じる。

よし、決めた 自分探しの旅に出よう。(少しキザか)
しかし、若い独身時代ならいざ知らず、嫁と私の90歳になる母親と私の3人暮らしていて、私一人だけの旅と言うのは難しい気がする。
しかし、何とかして出かけたい。
どうすればよいのか?
ここで問題点を洗い出してみた。

1 嫁や母親になんて言って出かけようか、
90歳の母親を嫁一人に預けるわけであるから余程、納得のいく内容でなければいけない。
2 何処へ出かけようか、
90歳の母親を残して、出かける訳だから何かあったら、すぐに帰れるところでなければいけない。
3 旅行代金は、どうする
宿泊すれば、宿泊代金がかかってくることになる。
4 いつ出かけるのか、
季節は、いつ頃がいいのか
5 何泊の旅行が、可能か
あまり長く無理ではないのか、
これらの事を一つ一つ解決していかなければいけないが、さてどうする。

やはり 嫁や母親には、一人だけぶらりと出かけるなど本当のことは言えないので、
同業者と研修があるぐらいの事を言っておこうか、
しかし、何か面白そうで久しぶりにドキドキしてきたぞ。

題して何処行くかも決めないで、しかも家族には、嘘までついて出かける訳であるから
‘スリルとミステリーの一人旅” などとしておこう
また、いつかの青春時代に戻るぞ !
この続きは、実行してから又、お話します。
石の中にも花が咲く、まして人の人生に花が咲かない訳がない
物事、すべて終わり良ければ全てよし
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次回は、又 自分のお店や会社を持とう 3 をお話してみたいと思います。