こんにちは、天恵の里、岐阜銘石本舗BLOGの渡辺です。今回は、以前にお話しいたしましたが、もう一度お話ししたいと思います。
石を鑑賞するようになったのは、足利時代あたりとみていいなそのルーツは、中国の玩石趣味だ。

江戸中期頃までには、盆に砂を敷いて数個の石をあしらい景情を鑑賞する技術が、確立された。それを「盆石」という。
それに対して1個で観賞するものを「水石」といって区別するようになった
数個の組み合わせで景を描写する盆石に対して、水石は単独で山水景情を連想させなくてはならない。
盆石は、人の手になる演出だが、水石は、天然自然の美を尊ぶ、なかには石を削ったり研磨加工をするものもあるが、そんなのは邪道だよ。
人間がどのように手を加えようと自然の美に及ぶべくもない。 数万年、数億年の時間を経て生まれた肌合い色合い型状を人口の手で生み出すのは、不可能なこと
つげ義春 無能の人 より 抜粋

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